其の「木」

オリーブ職人 三宅功


オリーブ島の自然農園  井上誠耕園

1964年3月21日岡山県生まれ

井上誠耕園は、小豆島で昭和15年に現会長の井上勝由氏の父にあたる井上太子治氏がどんぐり林の開墾をはじめたことに端を発します。 まず、一本の蜜柑の苗木を植え、さらに昭和21年に小さなオリーブの木を植えたのがはじまりです。





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「質を高めるために、許されないのは妥協です」。
「(何万個にも及ぶオリーブの実の選別がすべて手作業だというのは)確かに割に合わない作業かもしれません。
でも、例えばいま選り分けているオリーブは、弊社の販売する『エッセンシャルオリーブオイル』になるんですよ。
酸度の低い、品質の良いオイルを搾るためには、実を傷つけてはいけない」。
「私がやっている工程の後には、製造部門の方がいて、さらに販売部門の方がいる。
どの部門が手を抜いてもいい商品はできない。
商品の向こうにいらっしゃるお客様を思うと、炎天下にもうろうとなりながら行う草刈りや、気が遠くなるような手摘みの収穫も選別も、やめれんのです」。
「品質を守るために、妥協はしません。これからは、品質のいいものしか残れないと思う。
品質の高いものに触れると、人って自然に笑顔になるんですよ。おいしい料理とかでも一緒でしょ。
その笑顔って、金では買えんのです」。

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